海外直購プラットフォームで販売される子供ジーンズから国内基準値を157倍超過する有害物質が検出された。 28日、ソウル市が発表した海外直接購買の子供用繊維製品と玩具41種を対象にした検査結果によると、このうち10製品が不適合であることが分かった。
今回の調査はテム·シュイン·アリエクスプレスで販売される製品を対象に行われた。 有害化学物質検出の有無と耐久性を検査した結果、10個の製品のうち児童用繊維製品5種が有害物質基準を超過したり、物理的安全性基準を満たせなかったりした。
女の子のジーンズはゴムボタンから、フタレード系可塑剤が国内基準値対比157.4倍超過して検出された。 男の子のジーンズのポケットでは、フォームアルデヒドが基準値より1.2倍超過したことが分かった。
フタレート系可塑剤は内分泌系障害を起こす物質だ。 精子数の減少、不妊、早産など生殖機能に影響を及ぼすと知られている。
紐が過度に長く、仕上げも適切に処理されていない女の子のスカートも出てきて、国内の子供服では禁止された3次元装飾物を付けた児童ニットもあった。
乳児用繊維製品からも鉛、カドミウムなど有害物質が超過検出された。 幼児ブラウスに付着されたブローチでは鉛が基準値の1.7倍、カドミウムは基準値の1.8倍超過した。 鉛は安全基準以上に露出すれば生殖機能に害を及ぼす恐れがあり、癌の危険も増加する。
ブローチの場合、鋭く製作され、子供たちの安全を害する恐れがあるという点も問題に挙げられた。 自動車玩具は内部の白い軟質電線から鉛が基準値対比57.7倍超過検出された。
ソウル市は不適合判定を受けた製品については、該当プラットフォームに販売中止を要請した。 来月には子供の日を控えて需要が増加すると予想される玩具に対する安全性検査を実施する計画だ。
