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KIM Dongeun
入力 : 
2025-03-27 17:50:05
修正 : 
2025-03-27 20:22:46
米ジョージア州エラベルの現代(ヒョンデ)自動車グループ「メタプラント·アメリカ(HMGMA)」の車体工場で、アイオニック5が生産される様子。 右側の写真はHMGMA全景。 現代車
米ジョージア州エラベルの現代(ヒョンデ)自動車グループ「メタプラント·アメリカ(HMGMA)」の車体工場で、アイオニック5が生産される様子。 右側の写真はHMGMA全景。 現代車


人工知能(AI)とロボットを含め、現代自動車グループのすべての製造技術と経験を注ぎ込んだ「現代自動車グループメタプラントアメリカ(HMGMA)」が本格的に稼動を開始した。 これにより、現代自動車グループは米国内で車を年間100万台以上生産する「ミリオンユニットクラブ(million-unit club)」の地位を確保することになった。

26日(現地時間)、現代自動車グループは最大年30万台の自動車を生産できるHMGMAを竣工した。 現代自動車グループは現在、月2000~3000台を生産するHMGMAの生産量を着実に引き上げ、3年後の2028年には年30万台を生産する計画だ。 既存の現代自動車アラバマ工場(年間37万台)と起亜ジョージア工場(年間36万台)を合わせれば、米国生産100万台体制を構築することになったわけだ。 2024年基準で米国で年100万台以上を生産する自動車企業は、米国会社のフォードとGM、日本会社のトヨタとホンダの4社だけだ。

さらに、現代自動車グループが24日、ドナルド·トランプ米大統領に約束した20万台規模の追加工場建設作業が終われば、現代自動車グループの米国内総生産量は120万台を超えることになる。 これはホンダとトヨタの米国内生産を超える水準だ。

このような成果は、現代自動車グループが2005年、アラバマ州に現代自動車工場を稼動し、米国現地生産への挑戦状を突きつけてから20年ぶりに成し遂げたことだ。 2000年、40万台の販売にとどまっていた現代自動車グループは、米国に工場を設立し、飛躍的に成長した。 2005年、現代自動車アラバマ工場の稼動を基点に2006年75万台を記録し、起亜ジョージア工場竣工翌年の2011年には113万台で販売が急増した。 昨年は171万台を販売し、国内(125万台)より高い実績を記録した。 現代自動車グループの関係者は「優秀な商品性を備えた新車発売と共に、米国工場を通じて現地顧客のニーズを迅速に生産に反映するなど、市場対応力を高めた点が功を奏した」と述べた。

HMGMAの最大の特徴は、現代自動車グループがこれまで確保した先端製造技術を惜しみなく適用した「ソフトウェア中心工場(SDF)」という点だ。 HMGMAは最新の自動化人工知能(AI)と情報技術(IT)を適用し、自動検査設備で収集したすべてのデータをリアルタイムで分析する一方、AIが生産ビッグデータを分析し、異常兆候を事前に感知することで、高品質の車両を生産できるように設計された。

先端ロボットを大挙投入し、高重量·高危険工程や複雑な点検が必要な検査を担当させる。 重さが重くて複雑な動作が必要で自動化が難しかった車両ドア装着工程を世界で初めて完全自動化することに成功し、ロボットを活用して肉眼で確認しにくい塗装品質を検査できるようになった。 工場の外では200台余りの自律移動ロボット(AMR)が動き回りながら部品を適時に供給し、完成した車両を品質検査場に移送する業務も48台の駐車ロボットが担当する。 またボストンだイノミクスの4足歩行ロボットスポットが複雑な車体仕様を精密に確認する工程を引き受け、今後はヒューマノイドロボット「ニューアトラス」も投入する予定だ。

現代自動車グループのチャン·ジェフン副会長は、HMGMAで生産される車の品質について、「最新技術を導入し、顧客に良い品質の車を引き渡すという自負心を社員全員が持っている」とし、「計8車種を生産することができ、顧客需要の変化に直ちに対応し、引渡し時点などでも顧客に素晴らしい価値を提供する」と述べた。

HMGMAの中には完成車生産工場だけでなく、現代モービス、現代グロービス、現代製鉄、現代トランシスまであり、先端未来車クラスターを形成する。

現代モービスはここで年間30万台の電気自動車用バッテリーシステムと部品モジュールを生産し、HMGMAに供給する。 現代グロービスは敷地内に統合物流センターなどを運営する計画だ。

現代製鉄はジョージアスチールサービスセンター(SSC)で軽量化と衝突安全性を同時に満たす超高強度鋼素材の自動車用鋼板を加工してHMGMAに供給する。 現在、年間自動車20万台分の鋼板供給が可能で、今後40万台分まで供給能力を拡充する予定だ。

現代トランシスは、搭乗者の身体と最も多く触れ、自動車の商品性を決定する主要部品であるシートと、これを支持するシートフレームをHMGMAに調達する。 年間42万台の自動車に高品質シートを供給することができる。 年産30GWh規模の現代自動車グループ·LGエネルギーソリューション合弁バッテリーセル工場も来年完工を目標に敷地内に建設中だ。 アイオニック5約36万台にバッテリー供給が可能な規模だ。 この他に、HMGMA竣工を契機に国内17社の協力会社がジョージア州に進出し、販路拡大とグローバル競争力強化に乗り出す予定だ。

[エラベル、キム·ドンウン記者]

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