
俳優の金義成(キム·ウィソン、59)が再び非好感キャラクターに完璧に変身した。
4月2日に封切りする映画「ロビー」は研究しか知らなかったスタートアップ代表チャンウクが4兆ウォンの国策事業を勝ち取るために人生初のロビーゴルフを始める話を盛り込んだ。 俳優のハ·ジョンウが「ジェットコースター」「ホ·サムグァン」に続き、もう一度演出と主演を務めた作品だ。
劇中のキム·ウィソンはチャンウクのロビーの相手であるチェ室長を引き受けた。 チェ室長は、チン·セビン·プロ(カン·ヘリム扮)の熱烈なファンで、心を表すキャラクターだ。
キム·ウィソンは「ロビー」出演理由を尋ねると「初めてのキャラクターよりこの映画自体に対する悩みがあった。 ハ·ジョンウコードが私にはあまりにもハイコードなので面白い部分もあるが、これができるかと思った。 ハ·ジョンウ監督に強く共感する人もいるが、私にはハードルがある方なので、そのユーモアを楽しむことができなかった。 ところが、監督のハ·ジョンウと働きたいし、後輩のハ·ジョンウと築いてきた縁があるので、役に立つなら助けるという気持ちもあった。 全体リーディングをたくさんしたが、しながら映画に対する愛情が多くなった」と話した。
そして、「演技の準備をする時は、ハ·ジョンウの映画だとは思わなかった。 真剣にキャラクターで状況に合わせて演技すると思った」として「リーディングする時はうまく消化できるかが心配だったが、俳優たちが皆たくさん笑っていた。 ハ·ジョンウも、「そのままやればいいと思う」と話した。 現場で演技する時は小さな弱点がある肯定的な人だと思ったが、結果を見るととても気持ち悪かった」として非好感キャラクターについて話した。
キム·ウィソンはチェ室長について「実際にも女子プロゴルファーたちがフィールドでゴルフをしていると、おじさんたちがそのように姿勢矯正をしてあげようとするそうだ。 そのように善意が客観化された時、どれほど恐ろしいかを示すキャラクターだ。 現代の韓国で生きていく人として善意や好意さえも十分に考慮され、相手に対する配慮が優先されなければならない」と自分の考えを明らかにした。
続けて「私は映画『新感染ファイナル·エクスプレス』のヨンソクも好きだったが、後に暴走する時は理解しにくかった。 チェ室長は許されなくても理解できるキャラクター」として「他人が指をさしても私が引き受けたキャラクターを愛そうと思う。 そうしてこそ演技ができるから。 今回の役割も悲劇的な欠陥があるが、残りの部分では肯定的な人だから。 自分が好きな人に素敵に見えるという気持ちで演技したが、結果が本当に深刻だった。 他人にむやみに格好よく見えてはいけないね。 淡白に謙虚に生きなければならないと思った」と話した。
キム·ウィソンは監督兼俳優のハ·ジョンウに対する質問が出てくると「監督のハ·ジョンウと俳優のハ·ジョンウと大差ない。 些細なことにこだわらず、線を太く、そして瞬発力がある。 演出も演技もそのような感じを受けた。 並大抵のことに驚いたり心配したりしないので頼もしい」と答えた。
ハ·ジョンウは25日、急性虫垂突起炎(盲腸炎)で応急手術を受けた。 これに対し当日進行された「ロビー」試写会および懇談会に参加しなかった経緯がある。
キム·ウィソンはハ·ジョンウの現在の状態を尋ねると「私たち同士は『生きてさえいれば良い』と言った。 この事態をどのように広報に利用しようか悩んだ」とし、「手術は大変だが、明るい雰囲気を続けようとした。 グループチャットで経過がどうかと聞いたら秘密だと言っていた」と話し笑いを誘った。
一方、ジンプロのカン·ヘリムについては「非常に個性の強い、最近の俳優たちのトレンドとは違う独特なキャラクターだ。 でも、こういうのがとても大切だ。 実際の性格も独特なところがあり、恥ずかしさも多い。 それで、真のプロゴルファーにこの人以上よく合う人がいないと思った。 新人に近い俳優のほかは、大蛇と狐だけがいる現場ではないか。 それで気楽に仕事ができるようにたくさん努力した。 カン·ヘリム俳優も多くなり、大蛇と狐の間で楽しく働いたようだ」とずうずうしく語った。
劇中で夫婦として会ったカン·マルグムに言及し「今も会えば『あなた元気か』と言う。 「カンマルグム」という名前のように、清らかで愛らしい。 複雑ではなく、「ア」と思って「ア」と言う本当に大切な人だ。 俳優としての力や演技力は言うまでもなく、人間的に魅力的だ。 一緒に演技する場面も全部面白かったし、たくさん学んだ。 演技の先輩後輩がどこにいるだろうか。 エネルギーが本当に良くて方向性が強い。 私もあんなに上手になりたいと思った。 「『カンカン』で強い悪役を演じているのを見たが、目に狂気があった。 「騙されました」でも目がこうだったのかと思った。 見るとあまりにも泣くというので、まだ見てはいない」と打ち明けた。
[ヤン·ソヨン スタートゥデイ記者]